「日本酒みじん切り」伸栄館 瀬戸伸夫のブログ

おもてなし

みなさんこんにちはいかがお過ごしでしょうか？

雪も小康状態で路面や路肩にもほとんど雪がなくなって一安心ですね。

当店では、お客さんが来られた時には、お茶を一杯お出ししています。

少しでもゆっくりしていただきたいという気持ちから出させて頂いています。
ゆっくり椅子に座ってもらい「和み」のあるひと時を過ごしていただきたい。
と、思っています。日々せわしなく時間が過ぎ去ろうとしている中、「ここに来ると落ち着くなぁ」という時間を味わっていただき、そう感じていただければ非常に嬉しいです。

「お茶一杯どうぞ」からお客さんといろいろなお話をさせて頂いてたくさんのことを
教えていただいています。

たった「お茶一杯」ですけどたくさんの方とお話をさせていただける喜びを感じながら
店の中にいます。

しかし「お茶一杯」ですけど「美味しかった！ごちそうさん！ありがとう！」と
言って頂ける方はたくさんいます。

たかが「お茶一杯」ですけど気持を込めて入れさせていただいています。

「おもてなし」なんて凄い事はできませんが「お茶一杯どうぞ」に気持を
込めて酒屋をしています。

＊しかしながらたまぁに忙しいときがあるのでそんなときはお茶入れることができません。
　すみません。

本日も最後までお読み下さいましてありがとうございました。

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出産

みなさんこんにちはいかがお過ごしでしょうか？

我が家では昨日２月８日になんと嫁が無事出産を終えました。
待望の女の子でした。「パチパチパチ！！」
名前はまだ決まっていません。「ガックリ」（かわいそ～）

昨日を振り返ってみますと嫁に「お疲れ様でした」の一言です。

破水から陣痛、そして出産、見ていて何も出来ない自分にいらだちを感じながらも「頑張れ！頑張れ」の声をかけてあげることしか出来ない自分。

刻々と時間が過ぎるにつれて分娩室のボルテージは最高潮！！

次第に看護士さん達の手のスピードもどんどん増してきます。
嫁の痛みもだんだんと激しさを増してきたのか初めは周りに少し遠慮し我慢しながら「痛たたたっ」と言っていたのが産まれる寸前には悲鳴と言ってもおかしくないぐらいに声を張りあげ激痛に一生懸命に絶えていました。
産まれる寸前には主治医さん、看護士さん共々から「もう少し！もう少し！力んだらだめ、息はいて、息はいて」の声が連呼されています。
しかし主治医さん看護士さんの厳しく嫁に言っている言葉の裏には優しさがすごく感じられました。

赤ちゃんが産まれた瞬間「オギャー」と分娩室内に響き渡ったとたんピーンと張り詰めていた緊張感が一気に和らぎ、いつも無口な主治医さんから「おめでとうございます」と一言軽い会釈をしながら言われた時は思わず涙がポロリとこぼれ落ちました。

しかし、出産後の嫁は意外とあっけらかーんとしていました。その顔の表情からはどことなく誇らしげで満足したという顔立ちをしていました。お風呂から上がったなりのスッキリとした顔みたいな感じでした。

自分で産んだ赤ちゃんを寝ながら抱きかかえた時はすごく嬉しそうな顔をしていました。

どんな言葉をかけてあげてもあんまり説得力はありませんが
「本当にお疲れさんでした。これからも力合わせてがんばろうね」

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

甘酒

みなさんいかがお過ごしでしょうか？

本日は「甘酒」

先日、鳥屋酒造「池月 醸造元」さんから吟醸酒の酒粕を少しだけ頂きました。

早速、父が台所の方隅で何かしだしています。

「お～いできたぞ～」

　　　　　　　　　　　

　　の声にコップ片手にトコトコとやってきました。
何を持ってきたのかと思いきや、なんと「甘酒」を持参。

甘酒はあまり飲んだことがないので気はあまりすすみませんでした。
しかし、湯気と一緒に「ほんわか」漂うあま～い香りにつられて
一口飲んでみますと、本当に「あま～い」。でもべたべたした甘さではないのでスッスと喉を通ります。

コップの底の方には粕がドッと溜まっており、口で噛めるほどの米粒が残っていました。
噛んだ感じはお粥さんの様に柔らかくご飯を噛み続けた時に甘くなるあの感じです。

へ～～。甘酒って「美味」っと少し感心。

作り方
①鍋に水を適当に用意する。
②その中に酒粕を入れ溶かしながら沸騰させる。
③沸騰したら火を弱火にする。
④砂糖を少しずつ入れながら好みの味を見つける。
⑤滑らかになったら完成。

簡単でしょ！
みなさんも是非ためしてくださいね。

←お客さんに飲んでもらったら「美味い」の一言。「体も温まっていいね～」と。喜んでくれました。

本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

サケのサケカス漬け

みなさんいかがお過ごしでしょうか？

先日、TBSのテレビ番組「はなまるマーケット」で「酒粕」特集がやっていました。
とっても分かりやすく説明していましたので興味のある方は是非ご覧下さい。

http://www.tbs.co.jp/hanamaru/tokumaru/060201.html

ということで、

倉庫を整理していましたら去年の夏に出た酒粕が発掘されましたので捨てる奈はもったいないということで鮭の切り身を買ってきて一週間ほど漬け込みました。

酒粕ってそのまま放置しておくと密封されていてもどんどん色が変わってきます。

日本酒を搾ったなりの時の酒粕は薄くピンクがかった白色（板粕）
　　　　　　　　　　↓
それをタンクに夏が超えるまで入れておき発酵して柔らかくなった
ものは薄い茶色（ねり粕）
　　　　　　　　　　↓
さらに放置しておくと焦げ茶のさらに濃いやつ。（味もすごく濃い）

今回はそれで漬け込みました。やはり色がつけばつくほど味わいも濃く感じる
ので絶対にまずくなると確信しました。

が、

全く逆で濃厚な酒粕の味わいが鮭の脂身とベストマッチ！！

「美味」でした。

熟成した酒の粕でも使いようによってはご馳走に変身。
良い体験をさせて頂きました。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

縁

みなさんいかがお過ごしでしょうか？

金沢市内の道路は凍結はしているものの積雪はたいしたことがないので一先ず安心しています。それに明日には雨模様ということなので少しは溶けてくれないかなぁと願うばかりです。

昨日、友人の主催で新年会が開かれました。

僕　「今度、新年会するげんけど」と一言いうと

父　「ご飯はどうすらんや？」

僕　「なんかできっけ？」

父　「まかしいとけ！」

ということで交渉成立。「父」我流創作料理で新年会のハジマリマジマリ～。

そもそもこの新年会のいきさつは当店にわざわざ足を運んでくれたお客さんが、僕の小中学校時の友人を知っていたのが始まりのきっかけでした。そこで、「じゃぁ今度みんなで新年会でもしんなんね。」の一言で一人増え二人増えで計九人の集まりになりました。10年以上ぶりに会う友人は結婚して旦那さんとご一緒に、また友達の友達は中学校時代の野球部の後輩だったり、「初めまして」という方は実は高校時代の野球部のコーチと同じ学校で先生をしていたり、皆さんとても初めてお会いしたという空気は全くなく、いきなり「仲間」が押し寄せてきたという雰囲気のまま深夜まで延々と爆笑ネタが続きました。

仲間ってあらためていいもんだなぁと思える時間でした。社会にでたら新たな世界が自分を待っててくれますが、なかなか「仲間」と思えるお付き合いが出来る人と出会う機会は
少ないですよね。でも、一人の方とひょんなことから知りあえてお話をさせて頂くと偶然にも共通の知り合いがいてその知り合いがまた…。とつながっていることがただありますよね！

人ってつながっているんだなぁ。とあらためて思えてきます。

人を大切に。出会いを大切に。

昨日の会話の中で一番心に残った言葉をご紹介したいと思います。
「相手を大切にする気持があるから相手のために行動できる。そうすると
相手は自分を大切に思ってくれ自分のために行動を起こしてくれる」

全くその通りです。自分が自分がでは「我」が強くなり結局一人ぼっちになるのかなぁ。と

お互いの思いやりの気持が「仲間」をつくりだす原動力になっているのかなと。

昨日のお礼のメールをいただいたのがすごく嬉かったので（極秘で）少しご紹介させていただきます。
Ｂさん　昨日は大変美味しい料理ありがとう。また誘ってください。

Ｔさん　昨日はお疲れ様。非常に美味しいお食事、お酒と心のこもった
　　　　おもてなしと久しぶりの気心知れている友人達との歓談で外は
　　　　寒いけど心はホットになりました。どうもありがとう。次は花見で
　　　　盛り上がりましょう！

Ｉさん　お料理、すーっごい美味しかったです。お酒は相変わらず美味しいし。
　　　　感動しました。いつもお父さんとお母さんにも良くして頂いて感謝・感謝
　　　　です。本当にありがとうございました。

おっと忘れていました。わたくし息子から両親に感謝の気持を込めて

「ありがとう」

焼き台

みなさんこんにちはいかがお過ごしでしょうか？

「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」というようにすでに一月が終わり二月も、もう五日が過ぎようとしています。時が経つのが益々早くなってきていると感じるのはやはり年のせいでしょうか？（まだ！（もう）３２歳です）

　Ｑ．↓何をしていると思いますか？　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ａ，↓焼き台下に敷く台です。（魚などを焼くときに使う業務用器機）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

先日、ヤフオクでなんと焼き台を落札しました。

値段は○万円でした。僕としてはかなりの高価な買い物です。

以前から父が「欲しい欲しい」とのことだったので思いっきりました。

しかし

商品が到着したら母と嫁からブーイングの嵐！

「こんなでかいもんどこ置くがいねー」

「流し場また狭ならいねー」の連発。

母、嫁には内緒で買っちゃったので。

父はどんどん肩身が狭くなります。しかし上辺だけは小さいふりをしていますが、心境は「ウ・フ・フ」状態。かなり嬉しいみたいで「これで料理のレパートリーがまた広がる！」とのこと。

これからどんな魚を焼いてくれるか楽しみです。

期待してます。

本業の酒屋はお忘れなく。