「日本酒みじん切り」伸栄館 瀬戸伸夫のブログ

みなさんこんにちは！今年もあと一日と少し。うれしいやら寂しいやら。

みなさんは来年の目標はたてられましたでしょうか？僕は正月にゆっくりと考えたいと思っています。が、呑んだくれ正月になるかもしれません。ので自分ではあまり期待していません。なぁ～んて言っているとまた一年すぐに過ぎてしまいそうなのでハチマキをしめて考えたいと思っています！！

本日、当店ではお正月用の鏡もちを作っています。と言っても僕ではなく「父」がです。

写真に写っていますのは「もちっこ」と「鏡もちの下の部分」です。「父」の作業を見ていますとボタン一つで簡単におもちが作れてしまう優れものです。見ていても気持がいいほど簡単です。

僕が一生懸命ブログを書いている間に「ほらっ」

食紅入りの赤い「鏡もちの上の部分」が完成！！

まだちゃんと固まっていないので重ねることは出来ないそうです！

しかし鏡もちって何故紅白なの？赤い方が上って何か決まりでもあるの？

ん～～どなたか教えてください！

つながり・・・

みなさんこんにちは！

今年も残すところあと2日と少し。もう少しで新年を迎えます。

雪の具合は心配しながら配達をしている毎日です。

本日の「日本酒みじん切り」は

先日お話させていただきました「人とのつながり」の続きです。

数年前まで大学生だったが卒業して愛知県の実家に帰り家業を継いでいる角谷君（若いのにかなりの酒豪）というお客様がいます。角谷君がチョコチョコ金沢に遊びに来た時に必ず当店に寄ってくれる際にもう一件立ち寄る店があるそうです。そこは寺町の「かぶと」という洋菓子屋さんです。

以前、ご来店していただいた時に聞いていたので本日、近くまで配達に行ったので勇気を振り絞って入ってみました。

数種類の洋菓子の中でも人気NO.1なのが「ブルーベリーたると」一個300円ぐらいだったかなぁ？（店員のおねーさんがかわいい方だったので気をとられていたので値段は忘れました！笑）

ここはカッコをつけて大人買いをしてしまいました。カットしたものではなく丸いまんまの切ってないやつを購入。

早速、家に持ち帰り食べてみると。めっちゃ美味いの一言！

 

是非みなさんも一度寄ってみてください。たしか月曜定休日だったような？

元旦から営業って書いてあったような？

角谷君に感謝したいと思います。  ありがとう。

つながり・・・

みなさんこんにちは！お元気でしょうか？雪もとりあえずはひと段落ってとこですがまだまだ安心は出来ませんね。「お願いもう降らないで」と祈る毎日です。

「池月うすにごり」発売いたしました。もうお飲みになられた方、今年の味わいはいかがでしたでしょうか？気に入っていただけたでしょうか？今年もたくさんの方に飲んでいただき本当にありがとうございます。

本日は人と人のつながりについて書いてみました。

「うすにごり」を境にいろいろな方と出会うことができました。

先日、当店にご来店して頂いたお客様で「美味しいお酒があると紹介されて来ました。イケなんとか？ウスなんとか？ってやつねんけど？ん～」という話になりうすにごりのこといですかね？それそれ！という話からいろいろ話をしていくうちに実は僕の同期を知っているという話になりまして、「今度一緒に店に来るわ！」ということになり今日、ご来店して頂きました。当店は非常に寒い店（温度が！空気じゃないよ）にもかかわらず2時間近くも居ていただき話に華が咲き乱れました。

その時改めて人と人とはつながっているんだなと実感できた瞬間でした。人としていろいろな方と出会うことができるこの喜びをいろいろな方に伝えたいと思っています。またその出会いを作っていただいた「池月うすにごり」に本当に感謝したいと思います。ありがとうございます。

酒屋をしていて本当に良かったです！

燗酒にアロマテラピー効果？

みなさんこんにちは！お元気でお過ごしでしょうか？

本日金沢は一日雨でした。

お陰様で昨日まで降り続いた雪も少しはとけた感じです。しかし

週末からまた雪が降るそうです。腕も足も筋肉痛でパンパンです。

それでは本日も「日本酒みじん切り」楽しくいってみましょう！

本日は、「燗酒にアロマテラピー効果？」についてです。

日々の精神的ストレスをコントロールし巨大な塊にしないために、その日のうちに小刻みに解消していくのが「ﾃﾞｲﾘｰ･ｽﾄﾚｽ･ﾘﾀﾞｸｼｮﾝ」というそうです。いつもハツラツと元気のいい人は、これを上手にやっているらしいです。　

実は燗酒にも臭覚へのｱﾛﾏﾃﾗﾋﾟｰに似た効果があるとされています。香りの微細成分が鼻から入って脳に到達し、緊張を解きます。そして肺を通り、血液を通して全身にゆきわたりﾘﾗｯｸｽをほどこし最終的に疲労を和らげます。また香りの成分は皮膚からも浸透します。「酒風呂」が美容にいいとされるのはここからだそうです。

燗酒を好む人は、この一瞬の「ほ～ッ」とやれる和みの時間を愛する人でもあるのではないでしょうか？

みなさん！自分で好みのお酒を選んでみて自分にあった温度帯を見つけてお燗を楽しんでみてはいかがでしょうか？

きっとあなたも「熱燗名人」になれると思いますよ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　引用文献･･･知識ゼロからの日本酒入門より

本日はここまで。いかがでしたでしょうか？

最後までお読み下さりありがとうございました。

池月うすにごり発売

みなさん大変長らくお待たせいたしました。「池月うすにごり」が一年ぶりに発売いたしました。毎年、毎年首を長くしてお待ちの方今年の新酒を是非お試し下さい。

それでは本日も「日本酒みじん切り」いってみたいと思います。

なぜ温度帯によってお酒の味わいは変わるの？　燗上がりとは？です。

日本酒は飲みごたえがあるとよく聞きます。つまり「コク（酸度）」の事です。アルコール度数が高いせいもありますが実は成分で左右されています。「乳酸」と「コハク酸」です。これらの成分は燗をすると旨味成分が引き出されるため「燗上がり（燗をしたらさらに旨くなる）」します。

さらに燗は雑味成分も飛ばすとされています。

すなわち、温度が変わると旨味成分に変化があらわれるために味わいが変わる。

逆に大吟醸みたいに香りの高い酒は、クエン酸を多く含む酒。有機酸が少なく淡麗なためあまり燗には向かないと言われています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　知識ゼロからの日本酒入門より

みなさんお酒ひとつとってもいろいろな飲み方で楽しめますので是非いろいろ試してみてください。

新しい命がもうすぐ生まれます！

みなさんこんにちは本日もはりきっていってみましょう！

本日の「日本酒みじん切り」はなんと酒蔵見学情報です。

先日、石川県の中能登に位置します酒蔵「鳥屋酒造」におじゃましてきました。この時期は酒造り真っ只中ということもあり蔵の中はあわただしい空気が漂っていました。お忙しい中無理を言って蔵の中へ！するとタイミングがよく舟（写真参照）でお酒を搾っているではあ～りませんか！柳矢杜氏みずから「あんちゃん！やってみんか」とお勺に汲んでいただきました。私も心をワクワクさせながら口に含みました。「ん～絶品の一言！」でした。杜氏は一言「どこに出しても恥ずかしない酒が出来たと思とる」と。私はその言葉の裏側には苦労の塊を感じました。わが子を育て上げ世に出す時の思いにも似ているのかなぁと感じるくらいでした。日本酒を通して酒屋としてまた人としてまだまだ勉強不足だと感じました。

おはようございます。あたり一面真っ白！金沢は大雪にみまわれました。

雪透かしから一日の始まりです。父がよく言う口癖で「北陸の人は雪降るとぉ～

外にでんと家ばっかにおるさけぇ神さんはわざと雪降らして雪かきせぇやって言っと

るがや」と。　頑張って雪かき雪かき･･･。

それでは本日も「日本酒みじん切り」いってみよう！

本日は昨日の続きです。熱燗についてです。

燗の種類

燗の表現と温度   　 冷やの表現と温度 日向燗（ひなたかん） 30℃近辺 人肌燗（ひとはだかん） 35℃近辺 ぬる燗（ぬるかん） 40℃近辺 上燗（じょうかん） 45℃近辺 あつ燗（あつかん） 50℃近辺 飛びきり燗（とびきりかん） 55℃以上 上記のような呼び方をします。が一般的には熱燗、ぬる燗、人肌燗、が主ととして使われています。 　 雪冷え（ゆきひえ） 5℃ 花冷え（はなひえ） 10℃ 涼冷え（すずひえ） 15℃ 人肌燗とは人間の体温に近い 40度ぐらいのやんわりした心地よさを感じる温度帯。体温に近いので酔いも心地よく体にやさしいと言われています。昔の人は酒への深い愛情（愛着）から「人肌」と呼んだと言われています。日本人が今日まで育くみ伝えられてきた重みのある言葉だと思いませんか？ 本日はここまで！いかがでしたでしょうか？ 最後までお読み頂きましてありがとうございました。

熱燗の歴史

「日本酒みじん切り！」本日も日本酒をみじん切りにします。

え！日本酒ってこんなに美味しかったの！！

（その一 熱燗編）

最近は吐く息も真っ白で凍りつくような寒さが続いていますが、みなさん日本酒が恋しくなってきているのではないでしょうか？こんな時には素直に熱燗なんかはいかがでしょうか？居酒屋さんでは常連客が暖簾をくぐるなり「ママ、一本つけて！」という粋の良い会話が飛び交うのもこの季節ならではないでしょうか？

燗酒の歴史って知ってますか？　

以外にも古く平安時代より燗酒が楽しまれています。中国の文化を積極的に取り入れてきた当時の貴族が李白の「林間暖酒焼紅葉（林間に紅葉を焚いて酒を暖む）」という詩歌に影響され「これはいいかも」と始めたのがきっかけだそうです。ちなみに中国では老酒（小麦で作った麹にもち米と水で醸した酒）はアルコール度数が１５から２０度と日本酒と同じくらいで、燗はもっともポピュラーな飲み方だそうだです。　日本では一年を通して燗が飲まれるようになったのは江戸時代中期以降。 徳利に一合、二合入りという手頃サイズが出現 日本酒が大ぶりの桶で製造されるようになり広く普及 湯煎方式が普通になり、冷でやるのは少し下品といわれたしかし、吟醸酒ブームの到来で香りの高い日本酒を冷やして味わうという風潮が広がる一方で、安酒は燗にして飲むしか飲めない「燗＝安酒」という悪いイメージが残ってしまいました。また、手間のかかる燗酒を敬遠しがちに思われるようになってきていました。

本日はここまでいかがでしたでしょうか？