みなさんこんにちはいかがお過ごしでしょうか?
本日は本をご紹介したいと思います。
という本です。
書き出しには15年間も当蔵のお酒を扱って頂いている居酒屋のご主人さんから手紙を頂いた。ということから始まっています。手紙の内容は詳しくは紹介されてはいませんでしたが酒蔵さんに対して何かをしてほしいというような文面ではなかったそうです。小黒さんは「この手紙の主の奥ゆかしさを感じました。」と本に書かれていました。「ありがとう」という気持を何とか居酒屋のご主人さんに伝えたい一心でこの本を書かれたそうです。
日本酒の背景や今の現状を的確に捉えお客様の立場から物事を考える方向で家業を継承するということは本当に共感がもてました。
著者が本の中で私の商売哲学ーお客さまという名の友達という項で「正しい商売」を説いた方が残されれた詩集をご紹介していました。ご紹介させていただきます。
「一人の友人・・・お客」
商売というものを
あなたは
どう考えているのだろうか
古い考えの内には
希望がない・・・それは
単にゼニ儲けの仕事である。
あなたが習い覚えた仕法(テクニック)の内には
新しい運命をつくる道はない・・・
あなたが今日一日、
いのちをかけてやらなければならない仕事は
「タッタひとりでもよい」
あなたを信頼する
一人の友人・・・お客を
つくることだ!
あなたはもう一度
商人としての出発点(スタートライン)に立って
そこから
小売店経営の
やり直しをしようよ!
(岡田徹 詩集より)
と、書かれていました。
もし機会があれば皆さんお読みになってみてはいかがですか?
本日はここまで!!
最後までお読み下さいましてありがとうございました。
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